SSSS.GRIDMAN8話の感想です。
ネタバレ注意です。
- しょっぱなから表示されるタイトル「対・立」。緊張が走る
- 文化祭の企画、考えたのが「問川たちだったよ」っていう六花の悲しそうな言い方の演技が上手い
- 好きな話題の時だけ生き生きする、はオタクに刺さる
- ヴィットさんの「原因がわかっても目的がわからない」という指摘、鋭い
- 一貫して「アカネさんは利用されてるだけだ」と性善説の裕太。ヒーローの風格漂う
- 一方で「利用されてるだけ」に反論する六花。心当たりがあるのか?
- 急にグリッドマン同盟以外の人からも認識され始めた新世紀中学生。何故このタイミングで……?
- 興味津々で新世紀中学生について聞いてくるなみこはっすの顔可愛い
咄嗟に「新世紀中学生」と答えてしまう六花さん。なんかダサい名前のバンドという認識で済んだ模様
- 高架下で倒れてるアンチくんかわいそう。いたたまれない
- さりげなく挟まれるバス停でアカネを待つ六花のカット。ずっと話す機会を伺っていたのか。
- インスタンスアブリアクションキャンセルには笑った。
- 2話の標的だった先生の変化が言及される。グリッドマンの影響だったりして、という冗談交じりの一言が的を得てるのが面白い。2話で裕太は「何か意味はあるのかな……?」とぼやいていたが、ちゃんと世界が少しづつだけどいい方向に向かっているのがグッときた
- アカネが怪獣見せてる時の無邪気な顔と、不穏なBGMのギャップが不気味。
- 取り巻きの子達が無条件に怪獣褒めてるのもなんか怪しい
- 力を合わせて、でひらめく裕太。出力サイズを抑えるという予想外の解決策を提示してきたてっきりジャンクを改造してスペック上げるのかと思ってた
- 文化祭カウントダウンとともに映される準備の模様。カウントダウンの写真がいかにも今風でリアル。SNSに上がってそう
- 好きなものの話になるとついテンション上がって饒舌になっちゃう内海。オタクあるあるで見ててつらい
- 険悪な内海と六花。3話ぶりの喧嘩に見ててハラハラする
- どちらの意見も肯定するグリッドマン。こういうまっすぐさが好き
- グリッドマン同盟ってあんたしか言ってないからね?という六花の突き放した言葉が結構刺さる
- それに対し「感情でしか考えられないもんな」という核地雷を踏み抜く内海。今のはダメだろ、が静寂に虚しく響く
- コンビニで落ち込む内海。でも気にしてるのは六花の感情じゃなくて自分の悪評が広まるという点。ちょっとどうかと思いもするが、彼らはまだ高校生。年相応の未熟さとも取れる。
- 学園祭が嫌いだというアカネ。そういう明るい雰囲気に溶け込めない居心地の悪さは分からないでもない。
- 関係ない人まで巻き込む必要はない、という裕太のヒーローらしさ。「待って!」も力強くて主人公としての風格が出てきた感じ
- アンチ来店に対するボラーのドスの効いた声がかっこいい。ただキャリバーお座りには笑った
- 一方六花ママは優しく対応。倒れた時のえー、も面倒と思いながらも世話焼いてあげるニュアンスがこもっててよき
- アンチを友達かと聞かれた時のヴィットの「同じに見えますか?」「うん」「えー」のやり取り、いつも超然としていたヴィットが狼狽える珍しい光景が見られて好き。
- なぜか連絡先を交換しアンチを逃すキャリバー。一体どんな意図が……?
怪しく笑うキャリバーさん不気味。この人作中で笑うの初じゃないか?
- 「なんだそのリアクションアメリカン人か」には笑った。
- そしてバスのシーン。ついにアカネと話す。相変わらず隣には座らない
アカネと六花の会話の最中に人物の顔だけでなく意味ありげな風景も映すのは少しエヴァ的で好き
- 私の怪獣がそうしたの、は責任転嫁もいいところ。許すまじ。
- 調整しなくちゃいけないの、と神であることを改めて実感させられるアカネのセリフ。一体どの程度までこの世界に干渉できるのだろうか?
- 仲良い訳でも悪い訳でもない、に対しいてもいなくても同じじゃん、とアカネ。年不相応な幼稚な極論は不気味さと苛立ちを感じさせる。
- 私を殺せばいいじゃん、それで全部解決じゃん、とまた極論を言い出すアカネ。それに対し解決にならないと冷静に返す六花さんはまともな考えの持ち主でよかった。
- 後ろから六花をだきしめるアカネ。やけに神聖な感じのBGMがひたすら不気味
- 神様という立場を利用して仲良くしよう作戦その2。裕太がダメだったから次は六花というのは見境がなく、また仲良くするといいつつ神様という立場を利用して関係を築こうとするのはまるで友人に一方的な隷属を求めているように感じられ、その幼稚さ、わがままさは目に余った。果たしてこの「歪み」にグリッドマン同盟はどう対処するのだろうか……?
- 六花をアカネを好くように「設定」したという衝撃の発言。他の住人さえもそうだという。その一方で問川のように思い通りにならない人物もいる。一体アカネはどこまで権限を持っているのだろうか……?
衝撃の事実を告げられ目を見開く六花。このズームした構図好き
- 突然会話を遮るバスの「とまります」。5話の時と違い今回は「うっそー」ではない。会話をぶつぎるようなタイミングの配置が絶妙で好き。
- 無力を実感する六花を励ます裕太。六花にいて欲しい……って言いかけたタイミングで六花が遮るのはなんか焦れったいけど、まだ明かされていない記憶喪失前の出来事と何か関係してるのだろうか。
- このシーンだけ作画の雰囲気妙に違うしすごいぬるぬる動いててよかった。
- 先に……で斜め上の発想をする裕太。でもグリッドマン同盟の二人の発言から着想を得てそれぞれ戦闘に活かしてるのは良かった
- アレクシスの「学園祭、楽しみじゃないのかなぁ。」には感情を強制されているような不気味さがあった。「君の出し物をみんな楽しみにしているよ」という学園祭にちなんだ言い方も言葉巧み。
- 外からのお客様、は単に学園祭にやってくるお客のこと?それともグリッドマンに対して言っているような「お客様」?
- まさかのインスタキャンセル2回目。言い切りそうになるのをすんでのところで抑えるアレクシスに笑える
- グリッドマン、まさかの怪獣よりも早い出動。立て看板を丁寧に跨いで避けてるのが優しい。
- 六花に素っ気なくされてむーってなる内海可愛い
この口の形が好き。4話でマックスさんに好きなんだろと迫られた時の裕太の口の形と似てる。
- 1話の怪獣が改造されて再登場。ちゃんと敗北を活かし首をガードしてきてる
- 全員出動。曲かっこいい。
謎空間にアシストウェポンの4機が並ぶこの構図好き
- アカネの今日こそ私の力みせる日、に対しグリッドマンの今こそ全員の力合わせる時、がうまく対になってて構図として綺麗。
- コーラス入った合体BGM壮大でかっこいい
緑のGはガオガイガーを彷彿とさせる
- 刀身にグリッドマンが映り込む演出、あまりにもかっこいい
- 超合体超人、フルパワーグリッドマン!緑のGは俺に効く
アシストウェポン全員での詠唱がめちゃくちゃテンション上がる
- このシーンの回り込むようなカメラワーク好き
- もうただのロボットじゃん、は視聴者の誰もが思ってそうなことを代弁してる感じで笑う。
- 「そんなのに私の怪獣は負けないから!」と叫ぶアカネの声がかっこいい。
- UNIONついに2番歌詞になった。
- 相手の砲撃を物ともせず前進するグリッドマンかっこいい
- 怪獣のドリルもいいデザイン。頭部に装甲がハマることでドリルになる変形機構は見てて楽しかった
- 怪獣が持ち上げられて足が浮くシーン。こういう場面でもポストとか描かれたししてスケール感の大きさ特撮
- 怪獣を持ち上げて力を込める時に顔の排出口から煙が吹き出るのかっこいい
- 笑顔の内海と六花。3話の時もそうだったけど、険悪になった二人がグリッドマンの活躍を見て打ち解け希望に満ちた顔になるのほんとすき
- 戦闘の衝撃波でオフィスのガラス窓が振動して低い音立てるのちょー好き。あえて割らないあたりがツボを押さえてきてる。
- 街の大道路での戦闘はスケール感が出てて好き。
- ツインドリルで攻撃、ジェットで飛びマックスハンド(?)で上空から殴り叩きつけ最後に剣で決めるという、アシストウェポン全員の力を決めて怪獣を倒してるのが好き
- フルパワーチャージで全身が黄金に染まるのがとても素晴らしい。ガオガイガーとかハイパームテキとか好きなものを彷彿とさせてくれる
- ちゃんと仲直りする二人。でも六花さん、先に謝ると言っといて結局内海に先に謝られてる
- まさかの男女逆転。六花がやたらかっこいい。軍服女子はゼノブレイド2のメレフ感あっていい
- さりげなく後ろから聞こえてくる「粗茶ろうぜ」「粗茶粗茶ゆーな」のやり取り好き
- 普通に一緒に文化祭回ってる新世紀中学生に笑う
- ラストシーン落ち込むアカネ。あれほど嫌がっていたのに、ついにアレクシスがアカネの部屋に。このおじさん怖い。
読んでくださりありがとうございました。
来週も楽しみですね。それでは……
アクセース……フラーッシュ!!
【追記(120718)】
アカネとアレクシスが「今日は外からのお客さんが多い」というやり取りをしていたけど、この回は他の回に比べ戦闘シーンで街の人が戦闘を眺めているカットが多かったような気がした。街の人の数も普段より多かった気がする。これは何か意味のある演出なのだろうか?(それとも単なる気のせいか……