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caminoのnoteでcaminote(カミノート)。日々の思いをつらつらと。

【ネタバレ注意】シンエヴァ初見感想など

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caminoです。
ついにこれについて書きます。
もちろんネタバレ注意です。未見の方はすぐに引き返してください。

感想書き殴り

 「ついにこれについて書きます」なんて大仰に言ってはみたものの、作品を咀嚼するのにかなり時間がかかりそう。
「謎」についてしっかり考察するのもしばらく先になりそう。
なので、見て感じたことを、特に公開直後のフレッシュな感想が失われない内に、初見時に思ったことを中心にザザッと綴っておこうと思う。どちらかと言うと、自分が後から見返す用に。
なので大半の人にはどうでも良い、個人的な思念の群れです。それでもよければ、どうぞ。
また、後述の「ツイート」や「メモ帳」と重複する内容もあるがそこは悪しからず。

視聴に至るまで

本題。
自分はシンエヴァ初日最速回を川崎チネチッタにて視聴しました。
本当は109のグランドEXEシートを初めて利用しようとも思ったが、予約戦争に勝てずあえなく断念。
109、グランドシネマサンシャイン、TOHOシネマズ、などなど複数の映画館のHPにて更新ボタンを連打するの予約が取れず、ようやく取れたのが上述の川崎チネチッタ
しかもLIVE ZOUNDと言う音響や映像が少し良い(IMAXほどではないが)箱の真ん中寄りの席が取れて、まずこの時点で自らの幸運に感謝した。

当日朝の詳細な流れは後述の「ツイート」の項にて記すが、端的に言うと前泊をした。
早起きして、ホテルにて前日の内に買っておいたコンビニのサンドイッチを頬張り、歯磨きやトイレも済ませいざ出陣。忘れもしない、しとしととした雨。初日朝からこの天候とはある意味エヴァらしい。

徒歩数分でチネチッタに到着。エントランスに入るのとほぼ同時に開場のアナウンス。なんと間がいいこと、と思いながらそのまま入場。着席。
荷物を置いて念のためもう一度トイレに行く。そして上映前の精神統一に"Everything you've ever dreamed"を聴く。これは、アルバム"Refrain from evangelion"に収録されていた曲で、旧劇の補完シーンで流れる予定だったがボツになった曲である。(実際にそのシーンで流れたのはかの有名な"Komm, süsser Tod / 甘き死よ、来たれ")

冒頭+第3村

焦ったい予告パートが終わり、いよいよ本編。とはいえ出だしの旧パリ市街戦闘は事前に公開されていたため、ある程度落ち着いて見ていられた。最高のBGMと映像が映画館のリッチな設備で堪能できて、最良のスタート。そしてマリの「必ず迎えに行くから待ってなよ、ワンコくん」的なセリフで、(以前から思っていたがマリらしからぬ強い意志を感じるセリフだなぁ)とぼんやりと思うなどする。

そして、ここからが本番。前日に公開されていた映像は見ていなかったため、ここから完全に初見。このシンのメインテーマと思しき曲と共にメインキャストのクレジット、そしてコア化した街を放浪する3人のチルドレンと言う構図に、「とてつもない作品が幕を開けた感」「今までの新劇場版エヴァとは違う始まり方への異物感」を覚えた。

そして伝説の第3村(まずこのネーミングに驚いた。第3新東京市から第3村に一気に格が下がったなぁ、とちょっと可笑しかった)のシーン。トウジにケンスケ、委員長が生きていたと言う驚き、想像以上に人の営みが維持されていることへの安堵、エヴァらしからぬ農村の濃密な描写などこの時点で情報過多で脳はパンク寸前。でもこの破裂しそうな感覚がいいんだよなぁ。なんだよ田植えプラグスーツって。
正直第3村のシーンは自分的には面白かったが、一般視聴者は退屈しないかと若干ハラハラしていた。自分的な面白かったポイントは

  • シンジにレーションを無理やり突っ込むアスカの異様にヌルヌルした映像
  • 開幕からずっと失語症だったシンジがようやく口を開き、心の底から絞り出すようにして放った「なんでみんなこんなに優しいんだよ……」の演技。
  • ミサトが加持さんと子供作った挙句、同じ「リョウジ」と言う名前をつけていたところ(母親になってまともになったかと思いきや未練たらたらなネーミング+実質ネグレクトでダメな大人っぷりは変わらないねぇ……とニチャってた)

ヴンダー再搭乗〜裏宇宙

第3村での暖かい人の心に触れ、ついに自らヴンダーに戻る決意をするシンジ。
泣きつくサクラに対する「女房かお前は!」と言うアスカのツッコミに思わず笑ってしまったり、ミサトとリツコのやり取りに腐れ縁の友情を感じてグッときたり、シンジと「リョウジ」のツーショットを飾ってるところで思わず涙しそうになったり。でもまた妙に何度も強調されるスイカに笑いそうになりつつも破の加持さんを思い出して悲しくもなったり、感情があっちこっち行くパートでした。

そしていよいよ最終決戦。
決戦前にシンジがちゃんとアスカに謝罪し、お互い素直になった辺りでまたウルッときた。Qシンと見てるこっちが辛くなるくらい荒れに荒れていたアスカがようやく心につかえていたものを吐き出し、シンジからも欲しい言葉をもらえて、アスカ視点でも視聴者視点でも長い時間を経てわだかまりが解消されてよかったなー、と素直に思いました。
またここでマリがやっとシンジに対しちゃんと自己紹介。目隠しして胸を押し当てて、なんて彼女らしい自己紹介だったが、これがまさか最後拾われるとはなぁ……

ここからはもう怒涛の展開。予告映像時点でいいデザインだと思っていたアスカマリの白プラグスーツに「死装束」だなんて洒落たセリフまでついて、テンションは最高潮に。
冬月の操る戦艦と共に流れたBGMは過去の特撮番組か何かで庵野の趣味なんだろうなぁと思いながら見てました。若干ミスマッチながらも曲自体が明るかったのでテンション上がったし、何より庵野が好き放題やってる姿目に浮かぶようで(アイツまたやりやがったwww)と変な笑いが浮かびました。
そこから2号機と8号機がインフィニティの群れを蹴散らす場面は映像も曲も破茶滅茶によかった。更にアスカが眼帯の封印を解いて使徒化するシーンは、曲と映像の凄まじさもさることながら、封印柱が目から出てくるビジュアル的なインパクトや、破からずっと用意されていた設定がついに使われるカタルシスや、アスカの痛そうな声の演技が全て組み合わさって、最高に昂るシーンでした。
他にも、地味ながら「手だけのエヴァ」は生命への冒涜感マシマシで最高でしたね。

そして目が紫色に光り、隔離室から出るシンジ。今でもこの目の意味や理由は気になるところだが、初見時点では純粋にカッコいいと思った。

いよいよ例のシーン。ゲンドウに対し連続発砲するリツコは(旧作を知っていると特に)カタルシスがあったし、人間をやめたゲンドウの異形の姿のデザインにも惹かれた。またゲンドウの説明セリフで新劇世界での使徒人類補完計画周りの設定が明かされたのもよかった。
そして、この後。清々しい位爽やかに再びエヴァに乗る意志を見せるシンジ。それに対しミサトが大人としてしっかり責任を取ろうとしているのも良かった(破ラストの言動を悔いているような描写もよかった)。またそんなシンジに対しサクラが感情をぐちゃぐちゃに乱しながら銃を向けるシーンは本当に良かった。「世界を救ってくれたヒーローに対する好意・憧れ」と「世界を滅した相手への憎悪」がないまぜになっている演技で、Qでの優しいんだか厳しいんだかよく分からない態度の裏にある感情をようやく知ることができて良かった。またこのシーンで流れているBGMが序のアレンジというのもまたニクい。思わず泣いてしまった。

裏宇宙〜ラスト

ここからはシンの真骨頂とも言える「裏宇宙」のシーン。
旧作も含め今まで対立はおろかまともに対話したことが碇親子が、ついにエヴァに乗って闘う展開となり、旧作からのファンとしても猛烈に盛り上がった(その時、何かのインタビューで庵野エヴァで父子関係を描けなかったことを悔いているような発言をしていたことがふと脳裏によぎった)。
ここからは「認識の限界」を超えてくるようなシーンのラッシュで大いに盛り上がった。シンジの原点である、エヴァ初号機のケージで父親と対峙する場面や初号機出撃シーンの再現は熱かった。最後の最後で1話に似た構図を持ってくるなんていい意味でベタなことをエヴァでやってくれるとは。
そこからやけにチープなCGだと思いながら見てたら特撮のスタジオっぽい場所であることに気付き、そこから更にミサト宅の居間、綾波の部屋など、認識により成立する世界であるのをいいことに目まぐるしく変化するバトルフィールド。この理解が追いつかないぶっ飛んだ表現はまさにエヴァならでは。気持ちよく置き去りにされていた。
そこから更にインパクトの発動。巨大綾波の登場。あそこまで旧劇に寄せてくれるとは思ってもいなかったし、旧作から追っているファンにもちゃんと「サービス」してくれるんだな、と感慨深かった。なんというか、旧作にはあまり感じられなかった作り手の「優しさ」を感じたような気がして目頭が熱くなったのを感じた。
更にミサトの特攻も熱かった。帽子をとって髪をほどき昔の姿に戻ってくれたのが本当にグッときて、ここでも泣いた。演技も過去作や破以前のような元気いっぱいな感じになっており、「やっぱり昔ながらのエンジンね!」的なセリフで(あぁ、ミサトさんだ……)と妙に安心したのを覚えている。

そしてラスト、スーパーシンジさんのウルトラ補完タイム。まずはゲンドウ。彼の丁寧な過去回想も良かったが、何より素晴らしかったのがシンジを抱きとめたシーン。25年かけて、エヴァはついにこの境地に来れたんだ……と心が震えた。
次にアスカ、レイと次々に補完が始まる。ここら辺は展開も早く、初見ではあまり多くの情報を拾えなかった。レイのシーンで、テレビ版のタイトルを続け様に出したシーンでは再び旧作要素をここまでガッツリ出してくるとは、と驚いた。
そして何より「ネオン・ジェネシス」。このフレーズを作中のセリフとして出してくるとは、本当に予想外だった。唐突すぎて(いい意味で)ちょっと可笑しくもあったが。
更に驚いたのがカヲルくんまで補完されたシーン。いつも超然としていた彼が、涙さえ流しシンジの手で救済されたのは、テレビ版とQで二度も悲惨な死を迎えた彼が25年かけてようやく報われたようで感慨深かった。

いよいよ最終局面、映画のコピーにも使われていた「さよなら、全てのエヴァンゲリオン」。槍で全てのエヴァを貫くシーンは、本当に全てのエヴァを貫く所をしっかり描いた点に驚いた。2号機とかならまだしもMark4の系譜も全てやるとは思わなかった。徹底して全てのエヴァを貫いている演出を見て、(あぁ、これで全て終わるんだな……)と寂寥感と満足感が混ざり合った複雑な心地よさに浸っていた。

ラスト。エヴァを象徴する「海」、「線画」。この時点でもう様々なものに圧倒され考える力は残っておらず、ただ漠然と(そろそろ終わるんだな)とだけ思っていた。
白と黒の世界に突如現れる8号機とマリ。「やっと見つけた」の言葉と共にマリは海に飛び込み、その刹那、世界に色が戻る。初見時はこの演出の深い意味まで考えている余裕はなく、ただただ「美しい」と思った。
そして海から勢いよく顔を出すマリ。水飛沫が描く弧を眺めながら、これほど爽やかな美しさを見ることはそうそうないだろうな、とただただ身惚れた。

本当の最後、駅のシーン。この時点ではここが庵野の故郷の宇部新川駅だとも知らず、ただただ理解が追いつかず漠然と画面を眺めるだけになっていた。成長した姿のシンジ。何よりその声に驚いた。同じく成長したマリに導かれ、勢いよく階段を駆け上がり駅の外に駆け出す二人。最終的にくっつくのがこの2人というのは意外と思いつつも、でもこの意外な2人の組み合わせもいいかもしれない、と奇妙な説得力を感じたのを覚えている(カヲルとレイの組み合わせも意外だった)。

鑑賞を終えて

視聴後の感覚としては、とにかく爽やかだった、の一言に尽きる。後述のfusetterでも書いたが、ようやくエヴァの呪縛から解き放たれた感覚だった。
エヴァの呪縛と同時に、他者に対して心の奥底で漠然と抱いていた絶望感、諦めと言った負の感情も同時にスッと抜けて行ったような奇妙な感覚を覚えた。
アニメ1本でここまで心のありようが変わってしまうものなのか、と思うくらい爽やかで、晴々とした気持ちになった。
そしてある意味恐ろしいことに、その清々しさは未だに持続している
後述の「ツイート」の項にも掲載しているツイートだが、まさにこのような感覚。

最後に1つ言っておきたいのは、「終劇」後に劇場内で拍手が沸き起こったことだ。もちろん自分も拍手した。シンエヴァに対して様々な感想や評価、考察が生じていることと思うが、 初日の初回で観賞後の客の大半が拍手をした作品である、ということは忘れないでいたいと思う。

 

 ツイート

シンエヴァ公開直後のツイートについても記録として残しておく。
fusetterに投稿したものについては、リンクを開くのが面倒になりそうなので直接文章をコピペ。
具体的には、シンエヴァ公開初日の前日(2021年3月7日)から、2021年3月23日現在までのシンエヴァ関連のツイート+αを掲載。
ちなみに公開から現在までの間に、
3月8日:シンエヴァ公開

3月17日:サントラ発売

3月22日:NHK『プロフェッショナルの流儀』にて庵野秀明が特集される(≒シンエヴァ制作ドキュメンタリ)

上記のようなことがあった。

前日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当日朝

 

 

 

 

 

 

 視聴後

 

シンエヴァ最速回、鑑賞後に拍手上がってました。人によってはネタバレになるんで一応伏せましたが、これだけは伝えたかった(微ネタバレ注意)
 
シンエヴァ内容の理解はまだ追いついてないけど「ニアサードインパクト」のことを、アラサーみたいなノリでニアサーニアサー連呼してたのマジで面白かったんだよな
 
シンエヴァ最後に出てきた大人シンジの声、「声ノ出演」の配置的に神木隆之介なのかな(特大ネタバレ注意)
 

 

 

シンエヴァ鷺巣さんが2013年に出したアルバムXpressionの曲 Yearningが使われてたよな Qにはまってたのもあって当時このアルバムも狂ったように聞いてたからこんな所からも引っ張ってきてくれて嬉しかった

このアルバムは直接エヴァとは関係ない商品として出てるけど、次回予告の曲 Peaceful timeが超絶変態アレンジ(褒め言葉)されててめちゃいいからエヴァオタは聴くと良いと思う

 

 

 

シンエヴァQでも言ってたマヤの「これだから若い男は」が1回目と2回目で意味合い違ってくるのベタだけど熱い

 

シンエヴァ見終わった時の感覚はただただひたすらに清々しかったね ゲンドウがシンジを抱きしめたのと、全てにケリをつけてシンジが新しい一歩を踏み出すエンドが良かった

これからもシンエヴァ含め幾度となくエヴァを見続けるだろうけど、心の奥底にあった黒くドロドロしたものがスッと浄化されるような感覚だった
まさにエヴァの呪縛から解き放たれたというか
 
シンエヴァぶっちゃけ浄化を求めていたわけではなかったが、いざ浄化されてみると存外悪くないものだな……って感じ
 
マジな話シンエヴァ見てから妙にポジティブ思考になってて自分でも笑ってしまう 影響受けすぎだろと

ドン底にいたシンジが人の優しさに触れて復活したのと、シンジとゲンドウが和解したのと、スーパーシンジさんによるウルトラ補完ラッシュでレイやアスカのみならずあの超然としたカヲル君でさえ救われ、最後希望に満ちた明日へGO!みたいなエンドだったのが大きいのかもしれない(救済ポイント多すぎ問題)
 
シンエヴァエヴァ卒業しろ的なメッセージ性を受け取った人が多くいるが僕はそこまで突き放したニュアンスはあまり感じてなくて、むしろシンジを始めとした作中のキャラ(+メタ的には庵野監督)がエヴァから解放されたっていうだけな気がする

新劇場版は序発表時の宣言通りエンタメ方向に舵を切った作品で視聴者への説教くさいメッセージ性はなるべく廃した作りにしてると思っていて、強いて視聴者へのメッセージを汲み取るなら「自分の弱さと他者からの好意を認めて他人と向き合えば大人になって一歩幸せに近づけるよ」って感じなんじゃないかな
エヴァはこれで終わるという意志はひしひしと伝わってきたけど、旧劇と違ってファンへの感謝が感じられるし、残された作品で楽しむこと(=エヴァを卒業しないこと)については否定するニュアンスを込めてない気がする
僕がこういうニュアンスを感じ取ったのはエヴァを何度も何度も見る楽しみ方をしてきたのと、SSSS.GRIDMANで受け取った「引きこもらないで現実に向かって欲しいけど辛くなったらアニメに戻ってきてもいいよ」というメッセージに感銘を受けたのが主要因かな
みんな旧劇に引っ張られすぎだと思う
 
シンエヴァシンジの目が紫に光ったのは結局どういう意味があったんだ?
 

 

 

 

 

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メモ帳

fusetterにすら書かず「壁打ち」のようにしてメモ帳に書き溜めていた感想についてもこちらに掲載。
基本的には書いた順番に載せている。
また急いで書いたため誤字や洗練されていない表現もあったりするが、あえてそのまま掲載する。

  • チネチッタ最速回拍手あり
  • アラサーみたいなノリでニアサー言ってて草
  • ヱヴァからエヴァになったのは旧作を踏襲してたからだったんだね
  • 公式ポスターの線路の写真は最後に実写で駅が映った場所のものなのだとか?
  • レイが爆散するところはあるアルバムのオマージュを感じた
  • マヤの「これだから、若い男は……」の回収はベタだけどすごく良くて泣けた
  • ミサトが最後の特攻前に髪解いて見覚えある姿になったのは最高だった
  • 一見ギャグに見えるゲンドウテレポートも、どこにもいないユイを探し求めてあちこち探し回ってると解釈すると泣けてくる
  • プラグスーツ田植えという新過ぎる概念、一見ギャグだけどアンチATフィールドによる崩壊を防ぐという重要な意味もあったのがキツい
  • 初号機と13号機が教室やミサト部屋で戦うシーンは認識の限界超えてきて最高だった
  • 僕らの世界には元々エヴァがあったが、シンジのおかげでエヴァが消えたのが僕らの住む現実世界??
  • 一番最初のクレジットで庵野だけ赤字。鬼籍にでも入るつもりか……?
  • コア化した鉄塔や電車が宙に浮いてるの、一見普通の風景に明らかな異物が入り込んでる感じの描写で、コロナ禍の「ニューノーマル」を思い浮かべた
  • ラストのシンジ線画からのマリドボーンで一気に色が戻る演出綺麗だった、演出意図に気づいたのは感想漁ってからだけど
  • 水面に出る時思い切り弧を描いてたのが綺麗
  • 冒頭、戦艦やエヴァもどきの群体と言ったQで確立された新スタイルの戦闘をベースに、ヤシマ作戦で使ったのを敵側が使ってきたり「高エネルギー反応」や「地対地防御システム」とか懐かしいワード出てきたりで、今までのエヴァの戦闘の集大成って感じがして良い。
  • 戦艦やエヴァの大砲が地面に落下した時(コア化してるとは言え)街の建造物との大きさの対比があるのも良い