caminote

caminoのnoteでcaminote(カミノート)。日々の思いをつらつらと。

コピー能力紹介動画の感想

caminoです。
皆さん、YouTube見てますか?

見てるなら……このチャンネルを知ってますか?

www.youtube.com

カービィYouTube公式チャンネル!以外にもつい先日、新しくできたのです!
新しく出来たばかりだからか、コンテンツは今の所「コピー能力紹介」の1種類のみ (むしろコピー能力紹介の動画をアップするためだけに公式チャンネルを開設したのでは……?)

www.kirby.jp

ちなみに「コピー能力紹介」自体は星のカービィ公式ポータルサイトにもあります。

このコピー能力紹介企画、何の前触れもなく突然始まったもので、内容としても過去作で既出の要素をまとめただけ……

ですが、意外と侮れない内容なのです。

おそらくこの企画の意図はツイートでも述べたように、最近になってカービィに触れた人へいろんなコピー能力を紹介するのが主なのだと推測します。つまカービィ初心者に向けた企画だということです。
にも関わらず、さすがHAL研クオリティ。しっかりとファンが嬉しくなるような小ネタを拾ってくれている。あまりにも嬉しくなったので、各コピー能力の動画ごとに「ここすきポイント」をきちんと指摘したいなあと思い、この記事を書くに至りました。

 嬉しくなってしまったオタクの呟き

……が、案の定とんでもなく記事が長くなってしまいました。
各コピー能力ごとに項目を分けたので、お目当のコピー能力だけ見たい方は以下の目次から該当するコピーをクリックしてください。

ノーマル

まず出だしからして衝撃。
「すっぴん」ではなく「ノーマル」。
カービィのコピー能力がない状態は今まで「すっぴん」と呼ばれていたのですが、ここに来てまさかの改名。

動画の内容としては、順当に初代 ( 唯一コピー能力がなかった本編作品 )すいこみ大作戦 ( 初代を意識した、コピー能力の出てこない外伝作品 ) → 最新作スターアライズ とファンも納得の作品のチョイス。
曲もずっとグリーングリーンズで、作品間の繋ぎ目もきちんと合わせてあるのが好印象。

ビーム

カービィが初めてコピーする(であろう)能力。というのも、コピー能力が初めて登場する「夢の泉」の、一番最初に出てくるコピー能力持ちの敵 ( ワドルドゥ )からコピーできるのがビームなんですね。おまけに次の据え置きカービィのSDXではタイトル画面を飾ることに。色んな意味で、コピー能力代表って感じがします。最初に紹介するコピー能力として適任かと。

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スーパーデラックスのタイトル画面。にっこり笑顔なビームカービィが目印。

これはビームに限った話ではないですが、このコピー能力紹介動画、動画の最初に鳴る音が、動画の最初に紹介する作品の効果音になっています。細かい。個人的には鏡や3のSEが可愛らしくて好きです。
夢の泉の次に来たのはまさかのタッチ!カービィ。外伝に出たコピー能力も紹介してくれるのはファンとしては嬉しいです ( 個人的にタッチカービィは一番好きな作品なので ) 。

スパーク

次は鏡の大迷宮からの紹介。鏡は一番最初にプレイしたカービィなので個人的に馴染みがあり、見るとなんだかほっとしますGBA作品のスパークのぴちゃぴちゃって感じの効果音は可愛くて好きです。

鏡の次はまさかのカービィボウル。もう25年も前の外伝作品からも紹介してくれるとは。ファン冥利につきる。動画にもあるように、ウィスピーウッズをなぎ倒すのが爽快なんですよね。

鏡の次はWii。プラズマと混ざったような性能で、Wiiリモコンを振ると電撃をチャージして技を強化できます。このリモコンを振る動作がまた大変で、腕がとても疲れた思い出。

ファイア

今度はドロッチェからの紹介。作品のチョイスが満遍なく幅広いのが嬉しいですね。動画にもあるように、ダッシュ攻撃が完全にバーニングのそれとなっております。昔は突進技のバーニングと炎を吐くファイアが別々のコピーとして存在していたのですが、スーパーデラックスでいったん統合されました。スパデラの後の作品においてバーニングはしばらく単独で存在していましたが、ドロッチェで再統合されて以降は一度も登場していません。バーニングは歴史の闇に葬り去られたのです……

動画の後半では夢の泉の、前方に炎を吐くだけのシンプルなファイアも紹介されていますね。炎が相手に当たるとちょっと処理落ちじみた挙動になるのもファミコン作品ならでは(?)。動画に出てきた中ボス部屋の雰囲気、レインボーリゾートの音楽も合間って結構好きです。

カッター

いきなりWiiのボス戦からスタート。ボス戦BGMかっこよくて好き。ウィスピーみたいに的の大きな敵だと、ブーメランのように戻ってくる性質を利用して敵に背を向けながら連射する戦法は有効。夢の泉のクレジット画面で紹介されていたのを真似して遊んでいたい記憶があります。動画中でさりげなくファイナルカッターもキメていますね。
余談ですがこのファイナルカッター、なんとスマブラの上必殺技に採用されています。そのためかカービィのコピー能力の技名の中では少し知名度が高いかも……?ちなみにコピー能力のコマンド技は基本的に全部名前がついていて、最近の作品ではポーズ画面で名前を見ることができたりします。

Wiiの次はバトデラ。バトデラにおけるカッターは、癖の少ない堅実で使いやすいコピー能力という印象です。そして先述のファイナルカッターも健在。

そして問題の64。何をトチ狂ったのか自分の体の一部をカッターとして射出するという暴挙に出るカービィさん。カッターを飛ばした後の、顔もなく細くなった本体がほんのりと怖い。

クラッシュ

コピー能力紹介動画、ここにきてスーパーデラックスのお出まし。派手なエフェクト共に画面内の敵を一掃!SDXのエフェクトは独特で、使い終わった後にカービィがちょっと疲れたような表情を見せたりと芸が細かい。敵が攻撃を食らうモーションになってから、順番に1体ずつ倒れる演出もなんだか面白いです。

そしてファンにはお馴染みの、全体攻撃であることを利用して届かない位置にあるスイッチを押す仕掛けも動画内でしっかり紹介されていましたね。この仕掛け、動画ではSDXに引き続きタッチカービィのものが紹介されていました。タッチカービィのクラッシュの演出は夢の泉のクラッシュのエフェクトカービィが分裂して画面全体を駆け巡る ) を彷彿とさせて好きです。

そして動画にもあるように、Wiiからは溜め攻撃でより強力な「じごくのごうか」を使えるようになりました。エフェクトがド派手でいいですね。

そして最後はHAL部屋の紹介。ブロックを掃除してくれてるブルームハッターもろともなぎ倒してゆく様はまさにピンクの悪魔

ソード

コピーの王道といえばソード。最初に出てくるビジュアルはバトデラのものですね。バトデラはパッケージでソードが大きく描かれているほぼ唯一の作品なので、ソードの紹介の冒頭に持ってくるのは納得。関係ないけど、影を水玉模様で描くバトデラ特有の絵のタッチ好き

そしてソードといえばやっぱり" GET IT ! " 。ここをちゃんと抑えてくれるのはファンとしてはかなり嬉しいです。ご存知の通り、夢の泉で初登場するメタナイトとの戦闘ではソードの使用を強制されますメタナイト自身がかなり強いこともあり、夢の泉メタナイト戦は本編カービィの中でも屈指の難易度なんじゃないかと思います。このメタナイト戦の最中にメタナイトを斬りつけると画面がバグったようになる演出、とても好きです。関係ないけど夢の泉メタナイト戦、背景のにっこりした三日月が好き。

お次の紹介作はWii。メテオエンドや回転切りなど、ダイナミックで範囲の広い使いやすい技が一気に増えた印象です。

そして最後はスターアライズ。ここでもGET IT ! してますね。夢の泉とは違い「拒否権」がありますが、拒否した時のメタナイトのリアクションが面白くて好きです。試したことのない方は是非。そしてスターアライズのメタナイト戦といったら何と言っても剣戟の演出。剣と剣が触れ合った時のエフェクトのカッコよさたるや。( もしかしたら夢の泉の時に表現したかったのはこういうことだったのではないか……?なんて思ったりもします。 )

バーニング

ここにきて初めて2の登場。数字シリーズの炎系能力はバーニングで統一されていますね。ファイアとの違いは何と言っても炎を纏っての体当たり( 後にファイアにその技を奪われるけど……詳しくはファイアの項にて ) 夢の泉などではバーニングをコピーできる敵キャラ、フレイマーの動きをまんま真似てる感じで好きでした。

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フレイマーさん。一つ目が可愛い。

シャインアンドブライトの攻撃で出る星からもコピーできるという小ネタも、動画ではバッチリ触れられていて良かったです。( コピー能力とは関係ないですが、シャインアンドブライトの日食攻撃好きです。初登場の夢の泉でなんでこの攻撃がなかったのか不思議なくらいこの二人にマッチした攻撃だと思います。)

お次は同じく数字シリーズの3からの紹介。動画でも示されている通り、突進中は無敵なのがウリ。( この強制スクロールの面キツかったなぁ ) 黒塗りのシャッツォに追突してもへっちゃら。

最後は数字シリーズの流れに乗って64。コピー能力関係ない話が多くて恐縮ですが、動画に出てくるステンドグラスの見える建物の内部を螺旋階段で登っていくステージはアングルが独特で好きです。64のバーニングはバーニングバーニングの印象が強いですね。火の鳥と化して高速前進!カード集めのために1-1をバーニングバーニングで周回した人も多いのではないのでしょうか。

フリーズ

caminote.hateblo.jpフリーズは過去に一度記事を書いております
フリーズの魅力は何と言ってもそのビジュアル。モコモコの防寒服がチョーカワイイヨォ ( マホ並感 ) 。 そして(たぶん)そのビジュアルの初出である夢の泉DXを動画の最初に持ってくるとはお目が高い。冷気が出てる時の効果音も可愛らしくて大好き。

そして動画に出てくる紹介作は、エアライドを経てカービィボウルときました。水面を凍らせる事で水没を防ぎ飛距離を稼げる唯一無二の能力です。水切りがあるとはいえ跳ねる回数には限度があるため、よく頼っていた記憶があります。

ニードル

caminote.hateblo.jpニードルも過去記事がありまする

お次はニードル。カービィ3の次はまさかのブロックボールからの紹介。マイナー作品からも拾ってくれるのはファン冥利につきますね。

そしてWiiの序盤のステージからの紹介。このコース、夢の泉にも似たような構成のコースがあり、パロみを感じて嬉しかった記憶があります。( Wiiには他にも夢の泉リスペクトを感じられるところがあって夢の泉好きとしては嬉しいです ) ニードルはWiiになってからコマンド技が一気に増えました。チックもどきやローリングタックルなど、敵の動きからインスパイアされた技が多いのもコピー能力の原点に立ち返った感じで好きです。

残念ながら動画内での紹介はありませんでしたが、タッチカービィのニードルは壁にくっつく性質がすごく使いやすかった記憶があります。まさにニードルって感じの性質で好きです。

パラソル

赤と白が特徴的なパラソル。動画初手のロボボでは、「恋する黄色い☆ぶんぶるルン♪」や「マイハッピー☆スイーツタイム♪」などの名曲に乗せてパラソルの基本アクションが紹介されています。

お次はカービィファイターズZ。ファイターズZのパラソルは、ダッシュ攻撃と空中下攻撃の2種類の無敵突進技があり器用に立ち回ることができます。動画では投げ技のタイミングを合わせ、奥から突進する列車に敵をぶつけていますね。お見事!

そして夢の泉DX関係ないけどシャッツォが砲弾を発射する効果音好きなんですよね。分かります?この気持ち? 原作にはない夢デラならではの要素と言えば綺麗な背景とユニークなコピー能力説明画面。どの能力のもいい味出してて好きなんですが、パラソルの場合はこれ。

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粋だねぇ。まさに動画の最後でやってたあの感じ。

トルネイド

初心者救済コピー、トルネイド。「トルネード」じゃなくて「トルネイド」だよ。強みはその圧倒的に長い無敵時間。

紹介作品はまずはドロッチェ。動画にあるように、空中に居る敵にめっぽう強いのが特徴です。お次はバトデラ。無敵時間の長さは健在ですがその分隙も大きいという、上手くバランスの取れたコピー能力に仕上がっていました。

そして最後はWii。ニードル同様、Wiiになってからコマンド技が増えて新たに生まれ変わったコピー能力の1つ。Wiiでは夢の泉が初出のいくつかのコピー能力にコマンド技を追加して、新たに生まれ変わらせてくれましたね。夢の泉好きとしては嬉しい。追加技のおかげで縦や横にも技を出せるようになったわけですが、特筆したいのはやはり「しゅんかんさいだいふうそく」。無敵が解除される直前に連続ヒットするようになり、とても使いやすくなりました。この技を出すために、caminoもよくWiiリモコンを振っていたものです。

ホイール

おしゃれなキャップが似合うホイール。高速移動コピーと言えばやっぱりコレ。ホイールじゃないと間に合わない制限時間のある仕掛けもファンにはお馴染み。

動画の方では、USDXエアライドと続きロボボからの紹介。水面を走る事ができるのもこの能力の強さ。能力には関係ないけれど動画の最後のステージ曲「レジデンス・ラボラトリー」はWiiの「スカイタワー」の名アレンジ。キカイ風のピコピコした音を交えた大胆なアレンジ。すき。

動画には出てきてないですけど、ホイールをコピーできる敵キャラ、ウィリーの見た目が好きです。

ストーン

caminote.hateblo.jp

この人も過去記事がおありでしてよ。

無敵能力と言えばトルネイドと並ぶのはこのストーン。

動画では2ブロボなどGB作品の紹介が目立ちます。ジジジ……って感じの音で岩の重く硬い音の感じを再現しようとしていたのが分かります。

そしてスタアラ。ストーンはスパデラで色んな「岩」( マッチョ像や100tの重りなど ) に変身するようになって以来、岩のバリエーションは作品を追うごとに増える一方でした。そして最新作のスタアラでは動画にもある通り色んなドリームフレンズの彫像を拝む事ができます。動画の締めはHAL研ロゴマークの「いぬたまご」。分かってるねぇ。

マイク

「どりゃー!」「チェスト〜!」などのシャウトが印象的なマイク。3回使ったらコピー能力は失われてしまうものの、強力な全体攻撃を放つ事ができる能力。動画ではUSDXエアライドトリデラが紹介されていましたが、実はマイクは夢の泉からいる古参コピー。出演作も中々多めです。

これは動画にはありませんでしたが (おそらく特殊能力枠で紹介するため)ロボボプラネットのロボボアーマーマイクモードにて、回数限定ではない普通のコピー能力になったのは嬉しかったですね。

レーザー

caminote.hateblo.jpこのひとはコピー能力紹介記事のトップバッターでした。

冒頭に夢の泉DXを持ってきてくれてテンションが上がりました。なにせ、夢の泉DXで初めて採用されたビジュアルがまあカッコいいのなんの。好き(直球) レーザーは音もいいですね。特に夢の泉DXのレーザーのぴしゅん……って感じの効果音、好きです。

動画にもある通り斜面で反射するのが特徴的で、その性質を利用する謎解きがちょくちょく出てきます。他にもリーチの長さがボス戦で使いやすいです。さらにドロッチェでは溜める事で極太レーザーを放てるようになり、よりボス戦性能が上がりました。動画でも最後にドロッチェに対しこの極太レーザーをぶっ放してますね。最高

最近の作品ではビームにお株を奪われがちですが、個人的にはかなり好きな能力です。はぁ……。いつか復活しないかなぁ……?

スリープ

きました!スリープ!可愛い!

寝てる間は操作できなくなるデメリット能力。動画にもある通り、トラップとしての側面が大きいコピーです。でも可愛いから許す。あとスリープをコピーできる敵、ノディもめっちゃ可愛い。

そしてスリープを語る上で絶対に欠かせないのはバトデラ。上記の通りデメリット能力であることを20年以上貫いてきたスリープが、バトデラにてついに覚醒( 注 : 寝ることで回復したり鼻ちょうちんに当たり判定があったりしたので、厳密にはデメリット能力とは言い切れないという話もある ) なんとバトデラのスリープは寝ながら戦うという、睡拳そのものな能力に生まれ変わったのです。基本は枕で殴りつつ、鼻ちょうちんを破裂させたり、挙げ句の果てに敵を眠らせて行動不能にするなど、中々極悪な性能をしてらっしゃる。元から好きだったスリープが、バトデラを経てさらに好きになりました。

最後の紹介作品は鏡の大迷宮。戦うこともできるけど、やっぱり穏やかに寝ていたい。キャンディーコンステレーションの幻想的な風景の中、ノディの群れに紛れカービィは静かに夢の世界へと誘われるのでした。。。zzz

- DO NOT DISTURB -  

ハイジャンプ

またまた夢の泉DXから動画がスタート。嬉しい。

夢の泉DXのハイジャンプの効果音好きです。あの「ずしゃん」、って感じの音がたまんねぇ 動画に出ているのはバタービルディング。その名の通り塔を登っていく構成のステージが多く、必然的にハイジャンプの出番も多いです。ちなみにバタビルの美術館に展示されてるのもハイジャンプがコピーできる敵、スターマンです。

夢の泉DXの次はカービィボウル。任意のタイミングでジャンプできるようになるので、行動範囲が広がったりミスった時のリカバリーに使えたりと、何かと便利なコピーだったように思います。ジャンプしてそのままホールインできると気持ちいいですよね。

最後はWii。ニードルやトルネイド同様、ハイジャンプは夢の泉が初出でWiiで強化された能力です。溜め攻撃ができるようになったり、落下できるようになったり。このバリエーションの増加を生かして作られたチャレンジステージはやりごたえがあってとても楽しかったです。

アイス

caminote.hateblo.jp過去記事もご参照あれ〜

最初の紹介作は3。動画では「アイスと言えば……」なネタをしっかりと拾ってくれています。動画に出てる的は任天堂シューティングゲームメトロイド」からゲスト出演してる敵で、アイスビームという技でしか倒せないらしいです。カービィ世界でもその性質は同じようで、他のコピー能力ではビクともしないのにアイスを使えば一発で倒すことができます。これ、100%クリアにおいて必須の「謎解き」なのですが、なんとゲーム内のヒントはゼロ。なかなかの鬼畜仕様。

お次はWiiWiiのアイスはとにかく触ってて楽しい能力でした。スパデラで追加された空中の回転攻撃やアイス頬張りなどの能力を引き継ぎながら、スケートダッシュの楽しい挙動やこちこちタックルによる無敵突進技も得てますます魅力的に。こちこちタックルやこちこちガードは見栄え的にも綺麗で好きです。

バックドロップ

敵を掴んで投げる!元祖格闘技系コピーの1つ、バックドロップ。当時としては珍しいコマンド技持ち。敵を掴んだ後の入力方向で技が変わります。

後の作品ではスープレックスに転生したため紹介動画は夢の泉のみ。中ボス戦だと敵の出した星をうまく掴まないと一切攻撃できないため、上級者向けな感じ。スタッフクレジットで、やたら上手いバックドロップが無双してたのが印象的でした。

ハンマー

大王直伝のハンマー。

杭を打ったり硬いブロックを壊したり。パワフルさが自慢の能力です。動画にもあるようにハンマーを使ったステージギミックは多く、夢の泉ではコピー能力ミックスでハンマーを出す事を想定した謎解きもあったりします。

そしてハンマーを語る上で欠かせないのはその圧倒的な火力。ボス戦では大いに活躍します。動画ではウルトラスーパーデラックスマスクドデデデ戦が紹介されてますね。ハンマーでGET IT!が出るこの戦闘は、ハンマーというコピー能力の説明にはまさにうってつけ。鬼殺し火炎ハンマーを挟み、トドメはハンマー投げ。倒し方まで凝ってて実にいいですね。

ライト

使い切り能力かつ、効果も暗い部屋を照らすだけという何とも地味なもの。唯一の登場作である夢の泉では、このライトで照らさないと見えない隠し扉があったりします。

能力としては地味ですが、「暗い部屋を照らす」というギミック自体は手を替え品を替え色んな作品で出てきます。 ( カインスパーク、毛糸やWiiのロウソクなど ) そのアイデアの原型となった、ある意味偉大なコピー能力なのではないでしょうか。

ライトをコピーできる敵の名前はクールスクープ。グラサンてるてる坊主に天使の輪っかという、中々キテレツな外見。一度見たら忘れられないでしょう。

U.F.O.

夢の泉の頃からあるレア能力、U.F.O.。

冒頭からグレープガーデンの幻想的な風景が見られていいですね。氷とオーロラと、何故かU.F.O.って組み合わせが妙に綺麗で魅力的だったり。

次はカービィボウル。好きなタイミングで曲がることができるとても便利な能力。こっちも背景の鯨が印象的な氷っぽい幻想的な面です。U.F.O.という能力は何故か幻想的な風景に映える不思議な魅力があります。

そして最近はロボボプラネットで久々に登場。特殊な条件でのみコピーできるレア感はそのままに、ドロッチェで追加されたビームシールドや ( 毛糸のメタモル能力をリスペクトした? ) 吸い込みといった新技をひっさげて生まれ変わりました。

ボール

外伝作品ではよくボールとなって活躍することも多いカービィですが、もしかするとその時は「ボール」のコピー能力を使っている……のかも? コピー能力としては挙動が複雑で扱いにくいですが、上手く使えば高火力が出る上級者向けな性能ともっぱらのウワサです。

このボールも、コピーできる場所が妙に幻想的だったりする能力です。動画終盤に出てくる同じ敵が4体出てくるあの独特な小部屋で、ボールに変身してぴょんぴょん跳ね回るのが楽しかった思い出があります。

スロウ

掴んで投げる!スロウ!元祖格闘技系コピーその2。

硬いブロックだろうが何だろうが、とにかく全部ぶっ壊しながら進める豪快な破壊力が魅力的。スロウをコピーできる敵キャラは色々いますが、初登場の夢の泉では中ボスのローリングタートル ( 夢の泉DXではファンファンに差し替え ) のみ。レア能力だったのです。ちょっとでも近づくとすぐに捕まれ投げられてしまう強敵で、それだけにコピーできた時の喜びもひとしおでした。

ボム

ここからはスーパーデラックスが初出の能力たち。トップバッターはボム。

動画にもあるようにファイターズZに出演したコピー能力の中では珍しく、遠距離攻撃が可能なコピー能力として猛威を振るっていました。Wiiのチャレンジステージでは、ボムならではのアクションを生かしたトリッキーな仕掛けがあって面白かったです。動画にはありませんでしたが、スターアライズでは属性を付与することで凶悪な性能を持つに至りました。扱いやすさと豪快さを合せ持つ点において、個人的に結構好きなコピー能力です。爆発、すき。

ファイター

格闘技系コピーで有名なのはやっぱりこの人。

スパデラ以降の作品には安定出演してる他、動画にもある20周年スペシャルコレクションでも登場。「もっとチャレンジステージ」の中でも変則的なルールである「ファイターデスマッチ」の中で使えます。ファイターならではなこのモードのおかげで、多くのコピー能力の中に埋もれがち(?)なファイターという能力の魅力が存分に引き出されていました。その意味でファイターの紹介にこの作品をチョイスするセンスは素晴らしいと思いました。

コピーできる敵は、動画にも度々登場するナックルジョー。アニメやスマブラに出演したこともあって知名度バツグン。

ミラー

人気コピーと名高いミラー。久々に登場したロボボでは強力かつ派手な新技をいくつか身につけました。コピー能力人気投票で無事1位を納めたおかげでバトルデラックスにも登場。原作の独特なダッシュも再現した面白い能力でした。

そしてミラーの小ネタとしては、初登場したスパデラ時のデザインで被っていた帽子が同作のラスボス「マルク」と少し似ていることが度々指摘されます。動画でもこの小ネタを意識してか、ちゃんとミラーでマルクに挑む姿を見せてくれています。嬉しい。

コック

画面内の敵をたちどころに全て料理(回復アイテム)に変えてしまう、という可愛い見た目に反して凶悪なコピー能力。スパデラで初登場した後、鏡の大迷宮で登場し、しばらくブランクを空けスタアラで復活。スタアラにおいては料理を作りながらカービィが鼻歌を歌うなど可愛い一面も。……と思いきや、あろうことか同行するフレンズを煮込みだし「ニコーミフレンズ」「ナベブッパフレンズ」とか言い始める始末。「ピンクの悪魔」は伊達じゃない。

コピーできるのは中ボスのコックカワサキ。アニメでのあまりにも癖の強いキャラクター性が有名ですが、ゲーム内ではいたって普通の敵キャラ。スターアライズではついにプレイヤーで操作出来るようになりました。他にもカービィカフェではコックという唯一無二の特性を生かして活躍したりしてます。

ニンジャ

アイエエ。

動画ではWiiから出ていますね。イズナ落としやクナイ手裏剣など元から派手な技が多かったニンジャですが、Wiiでは乱れ花吹雪などさらに技のバリエーションが増え、今ではすっかりお馴染みになっています。

スターアライズではミックスしたコピーごとに乱れ花吹雪で出る花の種類が変わるという芸の細かさを見せてくれました。粋だねぇ。

プラズマ

スパークとその座を奪い合った歴史のある能力、プラズマ。十字キーをガチャガチャしてためた電撃を放つ面白い能力。

Wiiではスパークに統合されたように思われつつも、最新作スターアライズでは逆にその座を取り返すことに成功。次回作ではスパークとプラズマのどっちが出るのでしょうか……?

動画では初登場のスパデラエアライド、そしてスタアラと出演作を一通り網羅。スパデラではチャージ弾が横にしか撃てなかったのが、スタアラで上方向にも撃てるように!おまけにスタアラでは水に電撃が流れるようになりました。動画ではその性質を悪用し、フランキッス相手に無双してましたね。

ヨーヨー

プラズマに続きスタアラで久々に登場した能力その2。

長い無敵時間が強力な技ゲイザースパイラルはスタアラでミックスコピーを得たことでさらに強化されました。技の終わりに水飛沫が飛んだり電撃が落ちたりと、見た目もかなり派手に。他にもダッシュ攻撃のブレイクスピンはその動きがスマブラX,forにも採用されたりしてます。

動画ではステージ攻略とボス戦の両方が映されていますが、ヨーヨーは技のバランスが良くどちらにも使いやすい優秀な能力だと思っています。また爽快な技が多く適当に弄ってるだけでも楽しいのも良いです。個人的に結構好きなコピー能力です。

スープレックス

格闘技系コピーその……いくつだっけ?スタアラで久々に登場した能力その3。

バックドロップ同様敵を投げる能力なのですが、敵を掴んでない状態でも技を出せるようになりました。他にも動画でゲイターに対して使っている、高速で敵を踏みつけるもうれつストンピングは、ドカドカドカッという効果音がとても気持ちいい痛快な技です。スープレックスに限らず、スパデラは効果音の痛快さが頭一つ抜けてる気がします。

ウィング

爽快といえばこのウイングだって負けちゃあいません。初登場のスパデラから、外伝ではエアライドに出つつも、本編での再登場はWiiまで待つことになります。
ウィングと言えばやはりその圧倒的な機動力。技も移動性能に優れたものが多く、同時に雑魚を蹴散らす手数の多さも備えている。なんたって羽ばたくだけで攻撃判定が発生するのですから ( しかも斬撃属性つき。ロープを切れる  )。動画にもあるWiiのナッツヌーンではその性能を逆手に取り、ウィングで移動しやすいステージ中にロープで切断されてしまう足場が多数登場。ソロプレイであれば爽快に足場を破壊しながらガンガン進めるのですが、これがマルチプレイだとさあ大変。1人がウィングをコピーしてガンガン進んでると、ウィングをコピーしてない他の人は突如足場が落下する凶悪ステージを進む羽目に……。そのため上手く声を掛け合って進めないといけないのですが、それが中々ムズカシイ ( 体験談 ) 。でも、上手くコミュニケーション取れずにバカスカ死にまくるのも、気のおけない人達と遊ぶと笑いのタネに。本当に楽しかったです ( 思い出 )。Wiiはソロプレイでもとても良くできた面白いゲームですが、マルチプレイで遊ぶと更に楽しめる細かい工夫が随所に見られる、本当に素晴らしいゲームです。

閑話休題。動画の最後にはグルメレースも出てきてますね。機動力の高さゆえグルメレースでウィングにお世話になった人は多いのではないでしょうか。

コピー

コピー能力を「コピー」するコピー能力。機械的なデザインがかっこいいですね。

動画にもあるように、敵キャラをスキャンして持ってるコピー能力をコピーできる能力。普段のカービィなら吸い込むだけで済むのですが、スパデラの「銀河にねがいを」ではコピーできる能力が制限されるため、この「コピー」が活きてきます。

「コピー」をコピーできるのは泥棒な敵キャラ、タックカービィのコピー能力を奪っていきます。鏡の大迷宮にもタックのようにコピー能力を奪ってくる敵、ドロッピーがいますが残念ながらこの子はスカ。

ヘルパーとしてのタックは「コピー」とはまるで違う性能で、シンプルながら出が早く隙の少ない技を持ってます。極めつけは完全無敵のガード。この辺の性能はスタアラのカワサキを髣髴とさせます。

ジェット

先ほどのウィングと並ぶ機動力を誇るのがこのジェット。基本攻撃がジェットによる移動な他、貯めることで無敵の突進技を使えます。これがまた速くて爽快

そして火力も凄まじく、特に貯めたエネルギーを放出するジェットクラッカーは範囲、火力共に申し分なく、格闘王への道では愛用していました。

スーパーデラックスの後にロボボプラネットで久々に登場。動画にもあるように、投げ技ダイビングロケットの演出がより豪快になってて、とてもテンションが上がった記憶があります。

ペイント

レアコピー能力の一つ、ペイント。ガメレオアームやヘビーロブスターなど、一部のボス戦で効果を発揮する不思議な能力。リメイクのウルトラスーパーデラックスではなんと真ラスボスのマルクソウルの技からコピー可能。動画でもしっかりこのネタが拾われてて嬉しい。マルクソウルにペイントを使うと…… ( 何が起きるか、実はcaminoも知らないです )

クリーン

カービィ3が初出である唯一の能力コピー能力。単体では箒で履くだけだけど、仲間と合体すると多彩な技が出せるように。

スターアライズでは久々の復活を果たし、3で登場した仲間たちとの合体技も見事再現。実装できる技数の都合もあるのでしょうが、ここで出てくるのがピッチ、ナゴ、チュチュと3で初登場したキャラに限定されてるのが、すごいファン心理を分かってくれてる感。嬉しい。

エンジェル

さてここからはスーファミゾーンを抜け、鏡の大迷宮で初登場するコピー能力たち。トップバッターはエンジェル。

浮遊系コピーの一つで、動画の冒頭にもあるように足場の少ないステージを進みやすいです。でも火力は低く、ボス戦では使いにくかった記憶。。。

登場作は鏡のみなので、もちろん動画に出てくるのも鏡のみ。しかし、後述する「スナイパー」が弓矢の武器を使うという点でエンジェルと似ており、何だか姿かたちを変えてエンジェルが「転生」したかのような印象も受けました。じゃあもうエンジェルが復活することはないんじゃ……

ミサイル

カービィ自身がミサイルとなって猛スピードで進むミサイル。しかしぶつかると爆発して変身が解除されてしまうので、猛スピードを制御しつつ壁にぶつからないように進み続けるのは至難の業。

の他にミサイルが唯一登場するのはタッチ。動画でも紹介してくれてる。やったね!

動画にもあるように、タッチのミサイルは鏡よりスピードが遅くなり、方向も虹のラインで自由に操作できるようになりました。おかげで鏡に比べて大分使いやすくなりましたね。

動画の最後に紹介されたライントライアルは、なるべく虹のラインを引かずにゴールを目指すモードです。しかも各コピー能力ごとに専用のステージが用意されています。スゴイ。( 外伝にしては豪華。Wiiのチャレンジステージの原型かもしれないですね。) ミサイルでは、僅かな線で方向転換するテクニックが求められる、面白いステージとなっていました。

スマブラ

出ました!スマブラ!動画にもあるように、ハンマーにソードにストーンとなんでも使いこなす万能能力。ステージギミックの解除にも、ボス戦の攻略にも、何でもござれ。

動画にもあるように、スペシャルコレクションで復活したのちロボボプラネットでも隠し部屋に登場します。近年の作品には珍しく、一発芸じゃないコピー能力なのにすっぴんと同じ外見。なんだか特別感があって好きでした。

マジック

での初登場時は一発系コピー能力だったのに、次作のドロッチェでは通常コピーになった珍しい能力です。

ドロッチェのマジックはトランプや鳩を飛ばしたりビックリ箱から飛び跳ねる顔を出したりと、見た目が楽しいだけでなく広い攻撃範囲が重宝する能力でした。

ちなみにドロッチェはどのコピー能力も待機モーションが凝ってることに定評があります。マジックの待機モーションは、帽子から小さいカービィが出てくるという、おもしろくて可愛いらしいものです。動画でもちゃんと紹介されててよかったです。

ミニマム

カービィが小さくなってしまうコピー能力。コピーしてる間は小さい通路などを通り抜けられるものの、すいこみやホバリングなどアクションに制限がかかります。

動画にもあるように、ミニマムとノーマルで可能なアクションが違うことを生かして、一時的にコピー能力を奪う敵ドロッピーにミニマムを「預ける」という少し頭を使う謎解きもあったり。

ミニマムと言えば、左下に表示されるコピー能力のイラスト ( 虫眼鏡でミニマムになったカービィを覗き込んでいるやつ ) が可愛いと、僕の中で定評があります。動画にも映ってるので、是非見てみてください。

バルーン

タッチカービィ初出にして唯一の登場作であるバルーン。タッチするほど膨らんで、限界を迎えると破裂する。壁にぶつかるとばいんっという音とともに跳ね返るのですが、膨らみ具合によって音と飛ぶ距離が変わります。面白い。

先述のミサイル同様、ライントライアルがあります。タッチした時に少し浮遊する性質も生かして、ギリギリまでインクの使用量を節約してカービィをゴールまで誘導するのが楽しかったです。

アニマル

個性派ぞろいのドロッチェ初出コピー達。トップバッターはアニマル。

動画にもあるように、得意技は何と言っても掘り進むこと。地形に干渉するという、今までのカービィにはあまりなかった要素が新鮮だった記憶があります。動画後半に出てくる、ドリルのように回転しながら突進する技で地中を掘り進むのは爽快で楽しかった記憶があります。

残念ながら今のところドロッチェのみの登場となっているアニマルですが、毛糸のメタモル能力にその系譜が受け継がれているように思います。毛糸のカービィに登場するメタモル能力の一つパワーモールは、アニマル同様に地面を掘る能力です。うまく足場を残しながらステージを掘り進める謎解きが面白かった記憶があります。

メタル

常時無敵!ある意味夢のような能力。敵に当たっても一方的に倒せるほか、動画にもあるようにマグマの床さえ平然と歩く。沈まないのかな……?ちなみにボス戦はてんでダメで、殆どダメージを与える手段がありません。

このような性質は、カービィ64のストーンを彷彿とさせるものがあります。カービィ64のストーンは他の作品のストーンとは違い、石に変身してからも歩くことできます。もちろん無敵なのはそのままに。ある意味性能がモロかぶりだからか、ドロッチェにはストーンは出てきません。ストーンは本編外伝を問わずほとんどの作品に出演しているため、これはかなり珍しい事態でした。

バブル

ドロッチェの独自システム「コピーパレット」に強く依拠した能力、バブル。

動画にもある通り、技は基本泡を飛ばすだけ。攻撃範囲としてはファイアと同じようなもの。ですがバブルが面白いのは倒した敵が「泡」になること。コピー能力を持つ敵を倒した場合はそのコピー能力を持つ泡をコピーパレットにストックする事ができ、泡をタッチして壊す事でいつでもそのコピー能力になる事ができます。便利!
ただこのバブル、コピーパレットあってこそな能力なので、出演作はドロッチェのみドロッチェ初出のコピー能力はユニークな能力が多いものの、そのユニークさゆえ出演作がほぼドロッチェに限定されてるのがちょっと寂しいなぁ、と個人的に思います。

ゴースト

ドロッチェに初登場する隠しコピー能力、ゴースト。U.F.O. にエンジェルと続いてきた浮遊系コピーの系譜です。クリア後要素のメダル集めを達成すると出現するようになる中ボス「テッドホーン」からコピーできます。

能力は、動画にもあるように敵に取り憑いて操作すること!コピー能力持ちの敵は勿論、スカも含めたほぼ全ての敵キャラに対応してるのがすごい。動画では初っ端からスカかつ吸い込み不可のスカーフィを操作してますね。取り憑いてる間はBを押せばその敵が使ってきた攻撃を使うことができ、しかも自分は無敵。なんなら攻撃せず敵同士をぶつけるだけでも倒せてしまう。動画でもウジャ同士でやってくれてますね。掌と剣という組み合わせがなんだかジャンケンみたいで面白いです。

リーフ

さて、ついにWiiの能力に突入。

Wiiの能力の中でもリーフは特に使いやすかった印象があります。分かりやすいのが、動画中盤のリーフガード。なんとこれ、使ってる間はほぼ無敵です。他にも出の早い技や遠くまで届く技があり、特にボス戦では重宝しました。

ウィップ

お次はウィップ。ひゅんひゅんしなる鞭が爽快なコピーですが、なんと言っても楽しいのはパラダイスタイフーン。ヨーヨーのゲイザースパイラルを彷彿とさせるこの技は範囲・無敵時間ともに優秀で、ボス戦でもよく使ってました。

また壁越しに道具をキャッチできるという唯一無二の性能も動画内でしっかり紹介されていますね。キャリーアイテムのあるWiiでは重宝した覚えがあります。

最後にバトデラでの登場も紹介。本編と同様に敵やアイテムを掴む能力に優れています。特に動画でも使われている敵をぶん回す技は、敵を長時間拘束する事ができるため妨害性能に優れ、状況次第では非常に強力です。

ウォーター

涼しげで爽やかな外見のウォーター。

技はどれも綺麗で、Wii以降のグラフィックとハードスペックでようやく可能になった表現って感じがします。実際出演作もWiiスタアラという据置作品のみ。

技は見た目だけでなく性能も優秀。ダッシュ攻撃が便利なほか、動画内でもフランルージュに多用している「レインボーレイン」はまさに必殺技。多段ヒットしてゴリゴリ削ります。コマンドが少し難しいものの、威力が高く何より綺麗なので、上手いタイミングでキメられるととても気持ちいい技です。

綺麗な技の種類の豊富さは、Wiiチャレンジステージでも活かされていました。多彩な技を的確に使うことで気持ちよくクリアできるステージはプレイしてて非常に楽しかったです。( ただプラチナを取るのはタイミングがシビアで至難の業。そこも含めて楽しかったのですけれど )

スピア

久々に追加された武器系コピー、スピア。ソードと被るところが多いですが、近距離や無敵突進が強いソードに対し、スピアはリーチの長さゆえ中長距離の攻撃に優れています。また槍投げというスピアならではな技もあります。

動画ではリーチの長い斬撃属性で仕掛けを解けることや、水中でも使えることが紹介されていましたね。そしてバトデラもチラッと映りましたね。。バトデラのスピアはクセの少ないスタンダードな性能だったため、とても使いやすかったです。特に槍投げはバトデラではノーアクションで出せるようになり、遠距離性能がグンと上がりました。

ベル

今度はトリデラが初出のコピー達。初めはベル。
動画を見れば分かる通り、ベル(物理)です。マイクのように音がダメージになる能力かと思いきや、思いっきりベルで殴ってますね。
トリデラのほかファイターズZにも登場。トリッキーな技が多く使うのが難しいコピーですが、動画では上手くつかいこなしてますね。流石。あと細かいところですが、ガードがベルの特別仕様になるのも好きです。

ビートル

ビートルさん。思わず「さん」をつけたくなってしまうほど強いコピー能力です。ではビートルの持つ多彩な技を、動画で紹介されてる順に説明してみましょう。まずはソードの連続斬りに似た連続攻撃。次はツノを使ったつかみ攻撃にダッシュ攻撃からの串刺し、続いて2種類の投げ技に移行。この辺の技はスープレックスなどの投げ技コピーを彷彿とさせますね。

上述の通りビートルには従来のコピー能力の要素の面影が見え隠れしています。その一方で、ビートルには強力な新技もあります。「スパイラルホーン」と、「石あたまノック」です。この2つの技はファイターズZの紹介の冒頭でも使ってましたね。特にスパイラルホーンは周囲を巻き込みながらの上昇技で無敵時間も長く、とても使いやすかったです。ファイターズZではお世話になりました。石あたまノックも戦闘においてストーンみたいな使い方ができるほか、これまたストーン同様クイを打てたりします。ファイターズZの後半でもやってるように、スパイラルホーンから石あたまノックに繋げるコンボが、無敵時間も長く強力です。お世話になりました。

スナイパー

これも過去作のコピーを彷彿とさせる能力。エンジェルの飛行能力を無くした代わりに、弓の弾道が真っ直ぐになり、使いやすくなりました。おまけに動画の序盤でやってる「ぎたい」では、なんと下ボタンを押すだけで無敵に!強力な遠距離攻撃とお手軽な回避技のおかげでかなりボス戦向きな能力に。ボスラッシュではお世話になりました。他にも動画中盤でもあるようにスナイパーを用いた専用の謎解きもありました。3DSを傾ける仕掛けを使った、面白いギミックです。

サーカス

トリデラのコピーの中では一番トリッキーな能力(だと思っている) 、サーカス。球乗りにバトン、風船に火の輪くぐりとなんでもござい。無敵時間の長い技が多く、攻撃の種類も方向も豊富なので上手く使えればボス戦向きかも。ただ技の挙動にクセが強く、僕には扱いきれませんでした。動画の最後ではペインシアを倒してましたね。サーカスとは全く関係ないですが、ドロシア好きとしてはこのペインシアの登場はとても嬉しかったですね。

ドクター

どくたー!!!しゅき!!白衣着てるカービィ可愛過ぎひん??

スマブラドクターマリオを意識してなのか、通常攻撃はバウンドするカプセル。次に包帯を攻撃に使うのはまだわかるとして、カルテを盾にして突進するのはどう考えてもおかしい。挙げ句の果てに「かがくけんきゅうじょ」。薬を混ぜるその様は完全にただのマッドサイエンティストこれお医者さんのドクターだけでなく、博士号のドクターも入ってないですかね?この「かがくけんきゅうじょ」、ネタ技かと思いきや性能はガチで、かなり威力が高いです。この技の凶悪さはバトデラでも健在でした。動画の最後の方でもフラスコから電撃をぶっ放すドクターカービィが見られますね。

エスパー

帽子を被ってエスパーを使う能力。しかもコピーする敵の名前は「ネスパー」。完全にあの人ですね。

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してその性能は強力ダッシュ攻撃の「バニッシュ」では一時的に姿を消すため無敵になれます。この技が非常に使いやすく、ボス戦ではバニッシュを連打してるだけで勝てる、なんてこともありました。

さらに、自由自在に操れるエスパー球で攻撃する技「サイコムーブ」も使いやすかったです。Wiiのスーパーコピー能力のミラクルビームをさらに使いやすくしたような性能です。このエスパー球は壁を通過できるため、動画にもあるようにスタアラでは謎解きのギミックとして使われてました。

ポイズン

頭の毒液がチャーミング(?)なポイズン。見た目はウォーターと似てますが、技はまるで違います。特筆すべきは、ダッシュ攻撃の時のポーズと顔。可愛いです。動画にもあるので、是非見てみてください。

他にも近接した敵にB連打で出せる「めためたポイズン〜どくのぬまち」のコンボは、同じくカッターのB連打で出せるファイナルカッターを彷彿とさせる動きで、使ってて爽快でした。動画終盤にもあるように、毒霧を風に乗せて移動させるギミックもあったりします。これを使わないとクリアできない仕掛けは、最初見たときはすぐには解法が分からず苦戦した記憶があります。

フェスティバル

カービィの25周年およびスターアライズという作品の存在そのものを祝福しているかのようなコピー能力、フェスティバル。なんたってスタアラには、歴代のドリームフレンズが集結してくれたのです。紆余曲折あったカービィの歴史の中で、これはまさに祝福すべき事でしょう。

閑話休題。能力の性能としては、一緒にいるフレンズ達と「お祝い」をすることで画面内の敵に大ダメージを与えるというものです。要はクラッシュと同じです。

動画ではここぞとばかりなフレンズのチョイスをしてくれて、ファンとしては大変嬉しいです。まずはWii組の4人。次に数字シリーズの4……?7人!そして最後は三魔官。作品やキャラに対する公式の愛が窺えて、とても良いですね。

アーティスト

ペイントが趣旨を変えて生まれ変わったかのような能力、アーティスト。絵具を飛ばす基本技に加え、ついに描いたものを実体化させることもできます! アドレーヌやドロシアが使っていた能力を、25年の時を経てついにカービィも使えるようになったと思うと感慨深いものがありますね。

絵にとどまらず衝撃的な新技が「じょうねつのはかい」!彫刻を作った挙句、なんとそれを自ら破壊します。可愛げな表情でこんな事をしでかすギャップが、カービィの魅力なんですよねぇ。ちなみにこの技でつくる彫像は複数種あるのですが、特に強烈なのが動画にもあるスージーの彫像。急に頭身が上がったあの姿はシュールで、最初見たときは思わず笑ってしまいました。動画の締めはペイントのオマージュと思しきザ・ワールド・ドローペイン。画面にインクを飛ばす、豪快な全体攻撃です。技の名前がザ・ワールドオブドロシアを彷彿とさせるのが好き。

スパイダー

ハット帽が可愛いスパイダー。繭玉を蹴る時のカービィが可愛い。しかし繭の中に敵を閉じ込めるという中々にエグい事をしてますね。しかもこの繭玉、よく見るとモゴモゴ動いているので敵は生きたまま閉じ込められているのだと思われます。可愛い顔してエグい事しますね。(そんなキミがすき) スパイダーらしく、蜘蛛の巣を張る技もあります。動画でアナザーウッズに対して使っているように、この技はボス戦において設置トラップ的な使い方が可能です。ジワジワ苦しめる戦法が好きなあなたに是非。 

スティック

最後のコピーはスティック。
棒を振り回したり、上に向かって投げたり、はたまた棒高跳びを始めたり。今までのコピー能力では見られなかった技モーションが新鮮なコピー能力です。性能を見ても多段ヒットする技が多く、スタアラ初出のコピー能力の中では一番使いやすかったです。またスタアラ初出コピーの中で唯一ミックスコピーができるのも特徴的です。スティックのミックスコピーの中では、バリッカスティックが一番使いやすかった記憶があります。基本的に横方向の技が多いスティックと、上方向に攻撃範囲が伸びる電撃属性は相性が良かったです。


 以上です。いかがでしたでしょうか。

 

記事を書き終えて

書き終わってまず一言。

……長い。

当たり前ですね。 なんせ63個もあるのですからね。コピー能力。27年の重みを感じます。
正直、記事を分けたり好きなコピーだけ紹介したり、という方法を取るべきだと思いました。ですが、どのコピーもカービィの25周年の歴史を形作ってきた大切な要素であり、一つとして不要なコピーは居ないのだと思います。なので、結果的に全部のコピー能力の紹介動画について感想を書かせていただきました。
本文で何度も言及したように、どのコピーもファンとして拾って欲しいネタをふんだんに取り扱ってくれていました。HAL研カービィが感じられてとても嬉しかったです。

その愛に対抗?しようと全コピーについて感想を書いた結果、まあ長くなるわ時間もかかるわで大変でした。おかげでcaminoteの更新も滞ってしまいました(書きたい記事は山ほどあったのに!)。よっぽど途中で止めようかとも思いましたが、こうして無事完走する事ができました。謎の達成感があります。
本当は「スペシャル能力」が紹介される前に公開したかったのですが、当然のように間に合いませんでした。そちらも紹介動画がアップされているのですが、この記事の執筆が忙しくまだ全部見れていません。でもこの記事を書き上げた事でやっと見る事ができます。やったね!紹介動画を見終わった暁には「スペシャル能力」についても感想記事書こうかな……?(小声) (懲りてない)

兎にも角にも、ひとまずこの記事はこの辺で終わります。本当に長い記事でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

おまけ

過去にコピー能力について書いた記事のまとめ

caminote.hateblo.jp