caminote

caminoのnoteでcaminote(カミノート)。日々の思いをつらつらと。

夏!

暑い!

caminoです。暑いです。全てのモチベが雲散霧消です。

暑さから逃れるためにはどうすれば良いでしょうか?

そうめんやかき氷、麦茶などなど涼しげな食事をとりますか?

噴水や風鈴など、視覚や聴覚で涼しさを誘起しますか?

僕は……

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可愛い女の子とイチャイチャします!!!

ああっ、待って。ページ閉じようとしないで。


DDLC

上述の"DOKI DOKI Literature Club! (DDLC)"、日本語名「ドキ♡ドキ 文芸部」は、ギャルゲーの皮を被ったホラーゲーです。

ゲームシステムはいわゆる「サウンドノベル」のそれで、時折選択肢がある以外は基本的にボタンを押して、表示されるテキストと絵と音楽を堪能しながら進めるタイプのゲームです。

内容もいたって普通のギャルゲー。(おそらく。ギャルゲーやったことないので)

女の子との交流の中で好感度を上げていって、徐々に関係性が進展するようなイベントが発生して……というお決まりのパターン。途中までは。

その先を言うのは野暮というものです。ぜひ皆さん自身の目で確かめてみてください。

背筋が凍りつき、暑さなど一瞬で消し飛ぶこと請け合いでしょう。

そうそう、言い忘れてましたがこのゲームは無料です。DDLC公式サイトや、Steamなどで頒布されています。製作がアメリカのチームということもありデフォルトの言語は英語ですが、非公式の日本語化パッチも存在します。WindowsだけでなくMacにも対応してます。ありがたや。

要するに、プレイのためのハードルは相当低いです。皆さんもDDLCでこの夏の暑さを吹き飛ばしちゃいましょう!

ICEY

偶然にも根底にあるテーマがDDLCと少し似ているゲームを最近プレイしました。その名もICEY。

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胸のニコちゃんマークがキュート。

これも美少女が出てくるゲームですね。でも実はこの子、人間じゃないんです。アンドロイドです。なので武器や攻撃手段も多彩。ICEYはその多彩な攻撃のアクションが楽しめるアクションゲームです。

DDLCとは全然ゲームジャンルが違うじゃないか、と思われるかもしれませんし、実際その通りです。ですが先述の通り、根底にあるテーマは実に似通っていました。意図することなくこの2本のソフトを同時期にプレイしていたので、奇妙な偶然に個人的な驚愕を覚えました。

ICEY自体は上述の通りアクションゲームで、多彩なコマンドによるかっこよく切れ味のいい必殺技を次々と繰り出せるのが実に爽快です。BGMやグラフィックの質も高く、また世界観設定も凝っており深く考察のできる材料が随所に散りばめられています。

このICEY、PS4やPC、スマホなど多くのデバイスで遊ぶことができるのですが、個人的におすすめなのがSwitch版。何故なら、現在日本語対応している唯一のバージョンだからです。

日本語バージョンで面白いのが、声優の下野紘さんが演じる「ナレーター」。基本的には主人公に行くべき道を示してくれるのですが、このゲーム、ナレーターの指示に逆らうことができます。その時のナレーターのリアクションがまた面白いのなんの。狼狽えたり怒鳴ったり、時には落胆し始めたり。あまりにもフリーダムなリアクションとメタな発言の数々は一見の価値あり。他のバージョンにもナレーター自体はあるのですが、下野氏の感情豊かな演技が伴って初めてその真価を発揮する……そんな気がします。

みんなの物語

夏といえばもう一つ。

「夏はポケモン!」のポケモン映画。

 

去年の「キミにきめた!」は20周年作品ということもあり初代のリメイクというかなり意欲的な試みのなされた大変素晴らしい作品でしたが、今年のもすごかった。

caminote.hateblo.jp

ちなみに「キミにきめた」の感想も書いております。ぜひご覧ください。

ひとまず今回はネタバレなしな感想だけを軽く語ることにします。

今年の映画は「みんなの」というだけあって、登場人物がやたら多いです。でもそれにはちゃんと意図がありました。様々なタイプの人を出すことによって、なるべく多くの視聴者が共感できるようにするためです。タブンネ そして登場人物はみんなそれぞれ異なる「弱み」を抱えています。物語を通して、登場人物はその「弱み」を克服していきます。ある意味話の筋としては良くいえば王道、悪くいえばありきたりなのですが、その魅せ方が上手い。……のですが、その詳細について語ろうとするとネタバレになってしまいます。今回は控えます。ちなみにcaminoは科学者の「トリト」に深く共感しました。ガチ泣きしました。

個人的に面白いと思ったのは、今までサトシや幻のポケモンにフォーカスしてそれらを軸に話を組み立ててきたポケモン映画が、今回(おそらく初めて)そうではない、市井の人々(モブとでも言えるでしょうか)に焦点を当てたところです。実際ルギアやゼラオラの活躍はごく限定的なものであり、これには賛否両論あるでしょう。しかしcaminoとしては、20年も続けてきた路線をここにきて方針転換し、そしてそうすることによって初めて成立する物語を提示してきた点が非常に挑戦的で、評価できる姿勢だと思いました(謎の上から目線)。今後ポケモン映画はどのような方向へ進んでいくのでしょうか。来年の映画が色んな意味で楽しみで仕方がありません。


今回の記事では「夏」をテーマに全く関係ない3作を強引にこじつけて一挙に紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。どれも素晴らしい作品です。caminoとしては、どれか一つだけでもいいので手にとってもらえると嬉しいです。

ではではこの辺で。