ヒロアカ15巻!読みました!
ネタバレありです。注意。
今回も面白かったですね。やっぱり新キャラが出てくる巻は読んでて飽きないですね。
個性判明組
新キャラではありませんが、今回ネクラ先輩の個性が判明しましたね。
異様に暗いキャラからどんな個性が飛び出すかと思えば、食べたものの特徴を再現とは!思ったより派手!
攻防に優れてるからアサリを食べるというのは面白かったです。あと賞賛されてる時のこの顔。
わかんないやのサーバルちゃんみたい。
波動ねじれさんは戦闘シーンはあったものの個性は明記されてませんでしたね。
新キャラ
関西弁おじちゃんファットガム。見た目、個性、性格がうまくマッチしてて魅力的なキャラでした。
名前もストレートに覚えやすくてグッド。
霧島くんの見せ場
彼の活躍は予想外でした。
小細工するくらいなら自分の気質に合うようにゴリゴリのゴリ押しでいく、というのは漢らしくキャラとしての魅力にも繋がっていましたが、作品のメッセージ性としても意義深い描写で素晴らしかったです。
つまり、自分の本来の個性や性格を曲げてまで短所を補うことはなく、長所をトコトン伸ばして自分の武器にするのも戦略の一つだ、というメッセージです。
もちろん取りうる戦略は様々で器用に様々な特技を身につけ様々な状況に対応できるようにする、という戦略も有効なものですが、ここで大事なのは人、個性の数だけ取りうる戦略はあるためそれぞれの人に合った戦略を取ることが大事だということです。
これは作品内だけでなく作品外の現実についても言えることであり、こういう現実に還元できるメッセージのある作品はよいものです。
ヤクザの娘、そしてデクとルミリオンのショック
人間の体を使用した個性破壊弾。これまた恐ろしいものを。
銃弾がさっき会ったばかりの少女の身体の一部であった可能性を悟りショックを受けるデクとルミリオンのコマが気に入っています。これほどまでに無力感と絶望感と悔しさが滲み出てくるコマもなかなかない。ストーリーが面白いだけじゃなく画力が高いのもヒロアカの魅力。
終わりに
デクとオールマイトのやりとりとか他にも見所はたくさんあったのですが、今回はとりあえずここまで。
次の巻が今から楽しみです。