caminote

caminoのnoteでcaminote(カミノート)。日々の思いをつらつらと。

まさかの絵師デビュー

絵師になりました。

と言っても、本当に完全自己満足な落書きを公開し始めたというだけです。

 経緯

とまあだいたいこんな感じで察していただければ良いなと。

 

心理的背景

この落書きは元々は一切公開する気はなかったのですが、ある時期からふと公開してもいいんじゃないかと思うようになりました。

公開する気がなかったのは完全に自己満足で需要は皆無だろうな、ということと物によっては黒歴史過ぎて恥ずかしくなるだろう、と言った点が理由でした。

でも悲しいかな、歳を取るほど恥という概念が消えてきて、誰も気にしとらんやろーみたいな投げやりな感情の方が強くなってきたのです。面の皮が厚くなっていくのを感じます。

そんな感情の推移をしてる中、決め手となる出来事が2つ3つほどありました。

自分を閉じ込めるということ

グレンラガンゼノブレイド2。

ゼノ2に至っては未発売というか情報ほとんど出てないモノポン仕事しろなゲームですが、caminoが個人的に感じ取った共通点があります。それは、

「閉じ込められたものを解き放つ」

 

ゼノブレイド2では初報PVで

「この気持ちを…… お前に閉じ込められてたまるかああああ!!」

という熱いセリフがあります。

一方グレンラガン

1話からして閉じ込められた地下世界からの脱出という展開があります。

その後もめまぐるしく展開は移ろいつつも、「上位存在による抑圧をぶち破る」という話の大きな方向性は最終話までずっとブレません。

 

この2つを踏まえた上で、camino自身の個人的な問題として感情を閉じ込めがちという話があります。

上記の2作品からの影響もあり、閉じ込めてきた自分自身を少しはを解放しなければという問題意識が最近自分の中で生じてきています。

 

これでようやく話が繋がってきます。「閉じ込めてきた自分を出す」一環として「閉じ込めてきた絵を公開する」という行為に踏み切ったわけです。感情を解放するのとはなんか違う気もするが……

 

誰からの需要もないだろうし、日の目を浴びることもなく自己満足の域を出ることはなく、おそらく意味のある行動ではないのでしょうが、それでも続けていこうと思います。(ぶっちゃけ大量にストックがあるので写メってアップするだけでそれ程手間はかからないので……)

 

ドロシアソーサレス

caminoが敬愛して止まないキャラの1人、それがドロシアソーサレス

このドロシアソーサレスは、人々から忘れられ放棄された古い絵画が自我を持ち現実世界を絵画にすることで復讐を果たすという中々にそそる設定をもつキャラクターです(どこまでが公式設定かはうろ覚えです。でもそこまで的外れな認識ではないはず)。

で、このドロシアソーサレスのことを想った時ふと「自分の描いた絵にも魂が宿るのではないか?」という発想に至ってしまったわけです。

んなわけあるかって話でもちろんcaminoも本気でそう考えているわけではないですが、自分が自分の絵を捨てたり忘れてしまったりしたら、本当に誰もこの絵を知らずにその絵は死んでいく……そんな風に考えたら、まるでどうでもいいような絵でも誰にも見せずに閉じ込めておくのはなんだかとても寂しいことなのではないか、とわずかに思ってしまったわけです。

 

まとめ

畢竟するに、もともと過去絵、もとい自分の内面を表に出そうという漠然とした気持ちがあったところに、グレンラガンゼノブレイド2の熱さに心を揺さぶられ、ドロシアの設定からの連想で妙な寂しさを感じ、酔いもあって瞬間最大風速的に公開欲が高まり、心理的ハードルを上回ったというわけです。

一度公開してしまった以上、決壊したダムのごとくドバドバと過去絵が溢れ出てくると思うのでもし絵を見る人がいたら生暖かく見守ってあげてください。

 

追記

※絵の技術を向上させる気はないです。